セレックとは

銀歯は金属アレルギーが心配。

目立つ銀歯をどうにかしたい。

こうした健康美容意識の高まる現在のニーズに応えるべく、ドイツで生まれたCERECシステムは全世界で33,000台の納入実績を誇り、今やグローバルスタンダードとして世界で多くの歯科医が注目しているCAD/CAMセラミック審美治療です。

その信頼性はこれまで行われた数多くの研究や、世界1000万以上の症例など25年にわたる実績が物語っています。

CERECシステムは歯の治療において、天然歯に近似舌審美的な色・質感を持つセラミックブロックを使用し、コンピューターでチェアサイドにて設計・加工。

症例などにより異なりますが最短1時間での治療が可能になりました。

保険診療の補綴物(メタル)

保険診療では使える補綴物の範囲が限られていてほとんど選択の余地がありません。 保険診療でも白い詰め物や、被せ物はできますが、自由診療で使える補綴物と比べると 耐久性や審美性・機能性など様々な面で劣ってしまいます。

保険診療で使用する材料は、歯科用プラスチック(レジン)や銀合金、金銀パラジウム合金など、被せる部 位によって使い分けます。
歯科用プラスチックは、壊れやすく、色の調整ができないので、審美性に欠けてしまうデメリットがあります。

また、使用されている合金の成分には表記義務のない、ごく僅かな成分に体は反応しアレルギー症状を惹起する可能性があります。

保険診療のメリット

1、経済的である。(一本の詰め物で3000円程度:3割負担の方の場合)

2、歯科医院により施術工程にバラツキがなく、精度もほぼ同レベルの内容である。

3、術者(新卒歯科医師〜ベテラン歯科医師)によって治療のクオリティに大きく差がない。

保険診療のデメリット

1、生体免疫反応を引き起こし、触れている粘膜の炎症が起こる。

2、有害金属イオンが放出され、閾値を超えると(個人差あり)アレルギー反応が生じる。

3、長期の密封性に乏しいため、再感染による治療が高確率で起こる。

4、金属の詰め物の場合、審美的に障害がある。

5、プラスチック製の詰め物の場合、早期に変色や破折の恐れがある。

6、複雑な形状を与えていることで、脱落を防止しているがそれにより早期発見ができない。

7、金属の特徴に熱伝導率の高さが存在するため、温度変化で痛みを感じる可能性がある。

自費診療の補綴物(セラミックス)

保険診療では使用できない材料(セラミックスやジルコニア、ハイブリッドセラミックスなど)や治療器具を用いて、精度の高い治療を行うのが自費診療です。

保険診療との大きな違いは、施術に要する時間や施術スキル及び道具の差があります。

保険診療に比べ自費診療は高額になりますが、その価値に匹敵する治療技術が求められるのです。

施術を行う歯科医師をはじめ、経験豊富な歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手のサポートによりスピーディーかつ緻密な治療行程を経て、長期的な安定が得られるようなセラミックスの被せ物や詰め物が装着可能になります。

耐久性や審美性・機能性など様々な面で、保険診療で用いられる材質とは異なります。

重ねて申し上げますが、保険診療で使用する材料は、歯科用プラスチック(レジン)や銀合金、金銀パラジウム合金などです。歯科用プラスチックは、壊れやすく、色の調整ができないので、審美性に欠けてしまうデメリットがあります。また、使用されている合金の成分には表記義務のない、ごく僅かな成分に体は反応しアレルギー症状を惹起する可能性があります。

自費診療で用いられる、セラミックスの大きな特徴は「生体適合性」にあります。

以下に特徴を挙げてみます。

自費診療のメリット

1、生体免疫反応を起こしにくく安定している。炎症反応が起こりにくい。

2、有害金属イオンがないので、アレルギー反応がない。

3、精度高い接着システムにより密封性を保つため、再感染による治療を予防できる。

4、金属色の詰め物に比べ、審美的に良好である。

5、プラスチック製の詰め物と比較して、セラミックスの表面正常は滑沢なため着色しにくい。

6、咬合力(噛む力)により金属摩耗などの有害成分の漏出が起こらない。

7、金属と比べ熱伝導率が低いため、温度変化で痛みを感じる可能性が少ない。(個人差あり)

自費診療のデメリット

1、経済的に負担である。(一本の詰め物で60000円〜80000程度:医院よって異なる)

2、歯科医院により施術スキルにバラツキがあり、精度も術者の経験による。

3、保証制度がない場合、再治療の際に費用負担が生じる。(保証制度の有無は重要)

実際の治療

口腔内スキャンの様子です

光学印象ともいわれ、毎秒数百枚の画像を撮影すると同時に、3次元画像構築と高度な画像処理を行っています。

ミリングという削り出し行程です

口腔内スキャナーにて構築されたデータを用いて、PC上で設計をします。その後、ミリングマシンと呼ばれる装置にデータを送信し設計に基づいて詰め物や被せ物になる形をセラミックスブロックから削り出します。

ジルコニアを焼いています

こちらはジルコニアファーネスと言う機械です。セラミックスの仲間であるジルコニアは1200度以上の高温で焼結し強固になる特性があります。この機械は、従来の技工作業に数時間かかる焼結時間を30分程度に短縮出来る素晴らしい機械です。これによりジルコニアも即日修復が可能になりました。

セレックの特徴

①コンピューターによる精度の高い修復物。

先進のコンピューターシステムは隣接あるいは反対側または対合歯の形から患者様の固有の形を自動的に復 元します。このため従来の手作業に比べ大幅に時間短縮を実現。常に安定した高品質・高精度の修復物を提供 することが可能になりました。

②安心安全体に優しいセラミック。

金属アレルギーの心配のない生体親和性の高いセラミックは、変色や魔耗といった心配も不要で安心安全 体に優しい素材です。完成した修復物は接着理論に基づきセットされることで10年間で90%以上の残存率 を実現する優れた耐久性を誇ります。

③より天然歯に近づいた審美的質感。

さまざまの歯の色に対応し、隣接歯によく馴染むセラミックブロックは審美性に大変優れ噛み心地や舌触り など質感も天然歯に近い自然な感触です。

④最短通院1日、最短時間での治療も可能に!?

オリジナルに限りなく近い詰め物や被せ物を、その場で設計、加工、仮歯不要で衛生的な方法です。症例に よって異なりますが、通院1日・最短一時間での治療も可能です。

STEP1 スキャン
治療する患歯を削った後、従来の型取りする際の不快感を味わうことなく、3D光学カメラ を使用して患歯を撮影(スキャン)するだけ。わずか数秒、これだけの作業で患部の歯列 が目の前のモニター上に再現されます。
*症例によっては従来の型取りを必要とする場合がございます。
STEP2 修復物設計
モニター上であらゆる角度から、絡み合う部分や形を微調整し理想的な形にしていきます。 設計後、ご用意している様々な色のブロックから、最も適した色のブロックを選びます。
STEP3 修復物作製
ミリングマシンが設計データをもとに加工します。
ミリングマシンと呼ばれる機械が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出 し、チェアサイドでみるみるうちに精度に優れた修復物を加工・作製していきます。
STEP4 口腔内セット
10年間で90%以上の残存率を実現するCERECシステム。削り出されたセラミック修復物を口腔内へ セットします。これですべての治療が完了となります。

自費診療の費用(詰め物)

1、セラミックスインレー:60,000円(税別)

2、ジルコニアインレー:65,000円(税別)

3、ダイレクトボンディング(単純形態):50,000円(税別)

自費診療の費用(被せ物)

1、ジルコニアセラミックスクラウン(専門技工所):140,000円(税別)

2、ジルコニアセラミックスクラウン(一般技工所):100,000円(税別)

3、オールセラミックスクラウン:120,000円(税別)

4、ラミネートベニア:120,000円(税別)

5、オールジルコニアクラウン:60,000円(税別)

6、オールジルコニアクラウン(カラーリング):70,000円

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